空印寺(福井県小浜市) 八百比丘尼伝説の洞穴

空印寺は、小浜初代藩主・京極高次が1609年亡くなるとその長子・忠高が
高次の菩提を弔うために泰雲寺として開創されたのに始まる。
後に小浜藩主となった酒井家が酒井家の菩提寺として空印寺と改名している。

山門前に、全国にある<八百比丘尼伝説>の八百比丘尼が800歳の
時入定したと伝承される洞穴がある。
<八百比丘尼伝説>とは、
 若狭の国の庄屋の娘が、知らずに人魚の肉を食べて、10歳代の美貌と
若さを保ち評判となったが、百歳を超えて出家し全国行脚をし各地で徳を成し、
最後には若狭に戻り、800歳の時に洞穴に入り入定したと伝わる。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:空印寺(くういんじ) 
(2)住所:福井県小浜市小浜男山2
(3)山号:建康山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:京極忠高 (6)開創:1600年代初期 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)八百比丘尼入定の洞穴
2)小浜藩主酒井家の菩提寺
3)山門:市指定文化財 1688年
4)訪問日:2008年10月20日

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                  参道

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                  山門

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               八百比丘尼入定の洞穴

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                  本堂


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