南淋寺(福岡県朝倉市) <重文>薬師如来坐像

伝教大師最澄が805年唐から帰国して、九州で七体の薬師如来
(七仏薬師)を彫って、その内の一体をここ朝倉の地に祀ったと伝承
されている。
現在の<重文>本尊薬師如来坐像は藤原時代に造像されたカヤ材の
一木造である。

南淋寺は天台宗~曹洞宗~真言宗と変遷して今日に至っている。
地方のお寺であるが、文化財が残っておりその歴史に想いを馳せる。

<福岡県のお寺一覧>参照

(1)寺名:南淋寺(なんりんじ) 
(2)住所:福岡県朝倉市宮野86
(3)山号:医王山 (4)宗派:真言宗大覚寺派
(5)開基:伝教大師最澄 (6)開創:806年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)文化財
  本尊薬師如来坐像:重文 藤原時代 像高71cm
  梵鐘:県指定文化財 1421年
  雲版:市指定文化財 1704年
  南淋寺縁起:市指定文化財
  宝篋印塔:市指定文化財 14世紀
  など
2)訪問日:2006年12月6日


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                 山門

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                 参道

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                 境内

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                 本堂

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                 大師堂

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                宝篋印塔


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