切幡寺(徳島県阿波市) 四国八十八ヶ所霊場第10番

切幡寺には南面・北面の二体本尊千手観音という珍しい形態になっている。
815年弘法大師空海がこの地を訪れた時、衣の破れを繕うため機織りの
娘に所望したところ、惜しげもなく白布を空海に差出し、空海は何か礼が
できないかと娘に尋ねると、父母の供養のために観音像をたのんだ。
空海は千手観音を刻み、娘を得度させ潅頂を授けると、娘が千手観音に
変わったという。
この二体の千手観音が現在の本尊と伝承されている。

本堂は333段の石段を登ったところにある。

<四国八十八ヶ所霊場>

<徳島県のお寺一覧>

(1)寺名:切幡寺(きりはたじ) 
(2)住所:徳島県阿波市市場町切幡観音129
(3)山号:得度山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:815年 
(7)本尊:2体の千手観音
(8)その他
1)四国八十八ヶ所霊場第10番
2)大塔:重要文化財 1607年 大阪住吉神社から買取り
     明治時代に移築珍しい二重塔である
3)訪問日:2007年6月4日

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                 大塔

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                 山門

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                 参道

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             参道途中の加持霊水堂

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                 本堂

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                 大師堂

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                弘法大師像

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               はたきり観音像

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                 不動堂

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                 大塔


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