長安寺(滋賀県大津市) 日本最古・最大の<重文>石造宝塔

<関寺の牛塔>と呼ばれる長安寺の<重文>石造宝塔は高さが
3.3mあり、日本最古・最大の石造宝塔である。

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              <重文>石造宝塔

更級日記にも登場する関寺は平安時代の<日本三大仏>のひとつ
関寺大仏があった大寺であった。
1018~22年に恵心僧都が再興した折に、牛が大いに働き、
その牛の供養のために造立されたのが関寺の牛塔と伝えられている。
また、関寺は小野小町が庵を築いたとも伝わる。
慶長年間に焼失し、その面影はなくなったが、明治時代に
長安寺として小さな堂宇が建立された。

滋賀県大津市のお寺

(1)寺名:長安寺(ちょうあんじ) 
(2)住所:滋賀県大津市逢坂2-3-23
(3)山号:松月山 (4)宗派:時宗
(5)開創:不詳 (6)中興:一遍上人 鎌倉時代
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)石造宝塔:重文 鎌倉時代初期 高さ3.3m
2)小野小町供養塔、一遍上人供養塔

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                 本堂

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               小野小町供養塔

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               一遍上人供養塔

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                百体地蔵尊


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