興正寺(京都市下京区) 真宗興正派本山

親鸞を祖とする真宗十派(浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、
真宗高田派など)の一つである興正寺は西本願寺の南端に
接してあり、かっては西本願寺の脇門跡であったが、
1876年独立して興正派本山となった。

開創には諸説あるが、親鸞が1212年京都山科に一宇を
創建し、興正寺と名付けたのに始まると伝える説もあるが、
実質的には、1321~24年了源上人が山科に堂宇を
建立したのが始まりであろう。
1328年東山に移転し、その後佛光寺と改名している。
1481年佛光寺と興正寺に分かれ、興正寺は本願寺へと移る。

<京都のお寺総覧>

(1)寺名:興正寺(こうしょうじ) 
(2)住所:京都市下京区七条通堀川上ル花園町70
(3)山号:円頓山 (4)宗派:真宗興正派本山
(5)開山:了源上人 (6)開創:1321年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)旧本堂:1902年焼失 日本三建築(日光東照宮本廟、知恩院三門
   興正寺旧本堂)といわれる名建築
2)伽藍は典型的な真宗様式
3)訪問日:2005年10月27日


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             京都タワーからの遠景

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                 外観

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                 三門

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                 御影堂

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                阿弥陀堂門

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                阿弥陀堂

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                 経蔵

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                 本廟
           <東山区清水にある親鸞聖人廟>


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