上徳寺<世継地蔵>(京都市下京区) 阿茶局ゆかりの寺

徳川家康の側室は少なくとも16人以上いたと伝えられる中の一人
阿茶局は最も重きをなし、政治にも関与する賢女であったらしい。
秀忠・家光の時代まで活躍し、83歳で京都で亡くなり、京都では
上徳寺を菩提寺とし江戸では雲光院を菩提寺にしている。

江戸時代にある男が地蔵菩薩を彫って上徳寺に奉納し子授けを祈願
したところ、子を授かりそれが契機に上徳寺の地蔵菩薩は世継地蔵
と呼ばれ庶民の信仰を集めた。
現在も子授け・安産祈願に訪れる人は多く、世継地蔵として上徳寺の
通称になっている。

<京都市下京区のお寺一覧>

(1)寺名:上徳寺(じょうとくじ)<通称:世継地蔵>
(2)住所:京都市下京区本塩竈町566
(3)山号:塩竈山 (4)宗派:浄土宗 
(5)開山:伝誉上人(6)開基:阿茶局 
(7)開創:1603年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)世継地蔵:石造地蔵菩薩
2)阿茶局供養塔
3)訪問日:2005年11月10日


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                 山門

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                 境内

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                 本堂

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                世継地蔵堂

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                阿茶局供養塔



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