神光院(京都市北区) 歌人・陶芸家太田垣蓮月尼ゆかりの寺

太田垣蓮月尼(1791~1873年)は江戸時代末期~明治時代
初期の歌人であり、蓮月焼と呼ばれる器風の陶芸家である。
若い頃は不遇であり、33歳で出家し仏門に入り、晩年神光院で
隠棲し、亡くなっている。
蓮月尼の歌に
<うつ人もうたるる人もこころせよ同じ御国の御民ならずや>
を西郷隆盛に送っている。
また、画家富岡鉄斎の育成に力を注いだ。

神光院は<京都の三弘法>といわれ、厄除弘法を本尊とする
弘法大師信仰に支えられている。

<京都市北区のお寺一覧>

(1)寺名:神光院(じんこういん) 
(2)住所:京都市北区西賀茂神光院町120
(3)山号:放光山 (4)宗派:真言宗系単立
(5)開山:慶円上人 (6)開基:賀茂能久
(7)開創:1217年 (8)本尊:弘法大師
(9)その他
1)重要文化財
  仏眼曼荼羅図、悉曇略記、細字金光明最勝王経
2)きゅうり封じ:7月21日~土用の丑の日
3)サザンカ
4)訪問日:2006年9月23日


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                 参道

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                 山門

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                 本堂

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                 蓮月庵

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                 境内

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               きゅうり封じ

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                 蓮月焼


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