慈尊院(和歌山県九度山町) 世界遺産

慈尊院は<紀伊山地の霊場と参詣道>として世界遺産に登録されている
弘法大師ゆかりのお寺である。
弘法大師空海は、816年嵯峨天皇から賜った高野山に堂塔を創建する
にあたり、麓の九度山に政務を司る政所として創建されたのが、慈尊院
の始まりである。

834年空海の母(玉依御前)が空海に会うために高野山へ行こうとし
たが、高野山は女人禁制(明治時代に解禁)であったため、ここ慈尊院
に滞在し、空海が山から月に九度も降りてきて会ったといわれ、このこ
とから、この地を九度山と呼ぶようになったと伝えられている。
慈尊院は空海の母ゆかりのお寺ともいえよう。

本尊の<国宝>弥勒仏は892年の作で、この時代では珍しく記年銘が
ある仏像として資料価値も高い仏像である。

同じく世界遺産に登録されている<高野山町石道>は慈尊院から高野山
大塔経由奥の院に至る約24kmの参詣道で、一町ごとに町石が建てら
れ(1285年)、慈尊院~大塔180基の町石、大塔~奥の院36基
の町石が建っている。

<全国のお寺総覧>

(1)寺名:慈尊院(じそんいん) 
(2)住所:和歌山県九度山町慈尊院832
(3)山号:万年山 (4)宗派:高野山真言宗別格本山
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:816年 
(7)本尊:弥勒仏
(8)その他
1)本尊弥勒仏坐像:国宝 892年 像高91cm
2)主な伽藍
  弥勒堂:重文 鎌倉時代後期
  本堂(弥勒堂の拝堂):近年
  多宝塔:県指定文化財 1624年 高さ15m
  北門・築地塀:県指定文化財 室町時代
3)訪問日:2008年7月16日


1全景(30-15)慈尊院 (3).JPG
                 全景

2(30-15)(00)慈尊院山門(北門).JPG
                  山門

3(30-15)(00)<重文>慈尊院弥勒堂2.JPG
                 弥勒堂

4弘法大師像(30-15)(00)慈尊院弘法大師像.JPG
                弘法大師像

5(30-15)(00)慈尊院弘法大師堂.JPG
                 大師堂

6(30-15)(00)慈尊院本堂.JPG
                 本堂

7(30-15)(00)慈尊院地蔵尊.JPG

8(30-15)(00)慈尊院多宝塔.JPG
                 多宝塔

9(30-15)(00)慈尊院鬼子母神堂.JPG
                鬼子母神堂

10(30-15)(00)慈尊院庫裡.JPG
                  庫裡

11町石道(30-15)慈尊院 (2).JPG
                 町石道

12町石(30-15)慈尊院 (1).JPG
                 町石


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