義仲寺(滋賀県大津市) 木曽義仲と芭蕉が並んで眠るお寺

1184年大津の粟津で討ち死にした木曽義仲の霊を弔うために、
巴御前が創建したと伝えられる義仲寺は1553年に再興されている。
実質の創建は佐々木六角によって、義仲の塚があるこの地に寺を
創建したといわれている。

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                 山門

芭蕉はこの寺に滞在し、無名庵でも句会を行なっている。
1694年大阪で最後の句<旅に病で夢は枯野をかけ廻る>を残して
亡くなり、芭蕉の遺志により義仲寺で葬儀が行われ、義仲の墓の傍に
墓が立てられる。
義仲寺は俳跡として多くの人が訪れ、境内全体が史跡として
歴史上その名を残している。

大津市のお寺一覧

(1)寺名:義仲寺(ぎちゅうじ) 
(2)住所:滋賀県大津市馬場1-5-12
(3)山号:朝日山 (4)宗派:天台宗系単立
(5)開基:佐々木六角 (6)開創:1553年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)木曽義仲・芭蕉の墓
2)境内全体:史跡
3)3つの芭蕉句碑とそれ以外に16句碑がある
  その中で有名な句は又玄(ゆうげん)の句
  <木曽殿と背中合せの寒さかな>
4)訪問日:2006年9月2日

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                巴地蔵堂

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                 境内

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               朝日堂(本堂)

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                木曽義仲墓

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                 芭蕉墓

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                 翁堂

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                 無名庵

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                芭蕉真蹟句碑
          <行春をあふミの人とおしみける>

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                 巴塚


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