延暦寺(滋賀県大津市) 西塔の伽藍

西塔(さいとう)は東塔(とうどう)から北西に1.5kmほど
離れた静寂の空気が漂う拝観者も少ない地域である。
最澄の高弟円澄(天台座主第2世)が開創したところで、釈迦堂
(転法輪堂)を始めとして延暦寺の中では古い建物が多い。
瑠璃堂は織田信長の焼討ちで唯一残ったといわれる建物である。
また、一般の人が修行できる居士林もある。

主な伽藍など
(1)釈迦堂(転法輪堂):重文 1347年 信長の焼討ち後、
    1595年秀吉が強制的に三井寺の金堂を移築したもの。
    本尊:<重文>釈迦如来立像 鎌倉時代 清涼寺式釈迦如来
(2)常行堂・法華堂:重文 1595年 対で<にない堂>と呼ばれる
(3)瑠璃堂:重文 室町時代後期 織田信長の焼討ちで唯一残った
(4)黒谷青龍寺:法然が修行した地
(5)恵亮堂:京都の妙法院を創建した恵亮を祀る堂
(6)椿堂:聖徳太子が椿の杖を挿して、それが大きな木になった地
(7)相輪橖:重文 1895年 経典を納めた仏塔
(8)弥勒石仏:平安時代後期 延暦寺最古の石仏

<延暦寺の風景>


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                参道入口

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               西塔境内案内図

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                弁財天社

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                 椿堂

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              <重文>にない堂
            <左が常行堂・右が法華堂>

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              <重文>にない堂

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               <重文>常行堂

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               <重文>法華堂

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                 恵亮堂

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               <重文>釈迦堂

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               <重文>釈迦堂

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               <重文>釈迦堂

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              <重文>釈迦堂の内部

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                 鐘楼

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                 居士林

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               <重文>瑠璃堂

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              <重文>相輪橖

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                弥勒石仏


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