弥谷寺(香川県三豊市) 四国八十八ヶ所霊場第71番

弥谷山に死者の霊が帰って住む所として信仰されてきた
<弥谷信仰>が今も一部<いやだにまいり>の風俗とし
て残っているらしい。
秋の2泊3日のお寺巡りで、最初に参拝した弥谷寺の
風景はまさしく<弥谷信仰>が残る雰囲気を漂わせる
風景であった。
お寺の境内は山肌に沿って、上へ上へとひろがり、岩肌
に張り付いてお堂が建てられている。

特に、大師堂の奥にある<獅子之岩屋>は、空海が若か
りし頃、学問に励んだ洞窟といわれる聖地である。

<四国八十八ヶ所霊場>

<香川県のお寺一覧>

(1)寺名:弥谷寺(いやだにじ) 
(2)住所:香川県三豊市三野町大見乙70
(3)山号:剣五山 (4)宗派:真言宗善通寺派 
(5)開基:行基(6)開創:天平年間(729~748年) 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)四国八十八ヶ所霊場第71番
2)弥谷信仰遺跡:県指定史跡 弥陀三尊磨崖仏、獅子之岩屋など
3)金銅五鈷鈴:重要文化財 中国唐時代後期 空海請来と伝わる
4)曼荼羅寺道:国指定史跡
5)天霧城主、丸亀城主などの墓
6)訪問日:2007年11月25日

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                 大師堂

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                弘法大師像

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                 多宝塔

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                 鐘楼

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               天霧城主の墓

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                 護摩堂

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                 水場

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               弥陀三尊磨崖仏

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                 本堂

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               丸亀城主の墓

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