常称寺(広島県尾道市) 重要文化財伽藍

JR山陽本線の踏切を渡ってすぐの小さなお寺が、2007年重要文化財に
指定されたばかりの常称寺であるが、今まで忘れられた存在が一躍脚光を
浴びた。
お堂もひどく傷み、早い修理が待たれるが、2022年現在修理が進行
している。

時宗のお寺として、かっては重要な位置を占め、他にも豊富な文化財を
擁している。

<広島県のお寺一覧>

(1)寺名:常称寺(じょうしょうじ) 
(2)住所:広島県尾道市西久保町8-3
(3)山号:尾陽山 (4)宗派:時宗 
(5)開山:他阿上人(6)開創:1313年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)重要文化財伽藍
  本堂:1366年 須弥壇及び厨子を含めて
  大門:1353年 四脚門 境内から南の民家に接してある
  観音堂:15世紀前半
  鐘撞堂:江戸時代前半
  墓処門:15世紀前半 薬医門
2)白描遊行上人絵:重要文化財 南北朝時代
3)阿弥陀如来立像:県指定文化財 1325年
  真教上人坐像:県指定文化財 南北朝時代
4)薬師如来立像など3件:市指定文化財
5)訪問日:2007年10月24日


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               <重文>大門

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                 参道

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               <重文>本堂

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                本堂屋根瓦

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               <重文>観音堂

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               <重文>鐘撞堂

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               <重文>墓処門

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                 庫裡


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