荒子観音(愛知県名古屋市) 円空仏で有名な尾張四観音

荒子観音は尾張四観音のひとつであり、また円空が度々訪れて彫った
円空仏が仁王像を含めて1240体もあるお寺である。
尾張四観音とは、徳川家康が名古屋城を築城するにさいして鬼門に
あたる四方向の古刹を鎮護の寺として定めたことに始まる。
<尾張四観音:龍泉寺観音、笠寺観音、荒子観音、甚目寺観音>

現存する円空仏は約4500体といわれ、その内の1/4が荒子観音に
存在することになる。これらの公開は毎月第2土曜日午後になされている。

加賀初代藩主前田利家の出生地がここ荒子であり、荒子観音の
本堂も再建した。(現本堂は1997年の再建)

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(1)寺名:荒子観音<正式名:観音寺>
(2)住所:愛知県名古屋市中川区荒子町宮窓138
(3)山号:浄海山 (4)宗派:天台宗 
(5)開基:泰澄 (6)開創:729年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)尾張四観音
2)多宝塔:重文 1536年 12m 名古屋市最古の木造建築
3)円空仏:1240体
4)前田利家の菩提寺
5)訪問日:2008年4月20日


3(23-09)(00)荒子観音仁王門.JPG
                 仁王門

2(23-09)(00)<重文>荒子観音多宝塔4.JPG
                 多宝塔

1(23-09)(00)<重文>荒子観音多宝塔3.JPG
                 多宝塔

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                 境内

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                 本堂

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                 六角堂


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