智積院(京都市東山区) <名勝>庭園

智積院の庭園は桃山時代に始まり、江戸時代に拡充された
池泉鑑賞式庭園で、国指定の名勝となっている。
豊臣秀吉が愛児鶴松の菩提を弔うために建立した祥雲寺の
庭園が始まりで、1601年徳川家康が根来寺の塔頭智積院
の住職にこの地を与え、1615年祥雲寺を吸収し、同時に
庭園も拡充され、今日の庭園となった。

長谷川等伯筆の<国宝>楓図、桜図などの障壁画も祥雲寺の
襖絵で、今日まで智積院に引き継がれている。

庭園には種々の花樹が植えられており、四季を通じて楽しま
せてくれるが、特にサツキの季節は色香が漂い華やかさが
一段と増す。
私は華やかな色の無い新緑が最も合う庭園だと思う。

<京都市東山区のお寺一覧>

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                 唐門

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                講堂前庭

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                大書院参道

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                 大書院

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                 宸殿

39(26-3071)(00)智積院庭園11.JPG
                  庭園

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                 庭園

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                 庭園
            <大書院から眺める>

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                 庭園

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                 庭園

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                 庭園

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               一文字手水鉢

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                桜図(模写)

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                楓図(模写)

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