芳春院(京都市北区) 大徳寺塔頭

NHK大河ドラマ<利家とまつ>で<まつ>の生涯が加賀前田家の隆盛
を生み出した様子が描かれましたが、その<まつ>の法号が芳春院である。
大徳寺塔頭の芳春院は1608年にまつが建立し、芳春院と名付け前田家
の菩提寺としたお寺である。
大徳寺には22ヶ寺の塔頭があるが、大名などの菩提寺が多くある。
織田信長の菩提寺は総見寺、三玄院は石田三成の菩提寺などなど。
芳春院は大徳寺境内の北端にあり、通常は非公開であるが、春と秋に
特別公開されている。

<京都市北区のお寺一覧>

(1)寺名:芳春院(ほうしゅんいん) 
(2)住所:京都市北区紫野大徳寺町55
(3)宗派:臨済宗大徳寺派<大徳寺の塔頭> 
(4)開山:玉室宗珀(5)開基:芳春院 
(6)開創:1608年 (7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)主な伽藍
  本堂(方丈):明治時代
  呑湖閣:府指定文化財 1617年 二重楼閣で京都四閣のひとつ
    <京都四閣:金閣、銀閣、飛雲閣、呑湖閣>
  霊屋:府指定文化財 芳春院と利長の霊を祀る
  茶室:落葉亭、松月軒、如是庵
2)庭園
  花岸庭:方丈前庭 枯山水庭園
  楼閣山水の庭:飽雲池と呑湖閣を中心とする池泉鑑賞式庭園
3)訪問日:2005年4月22日

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                 花頭窓

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                 駒札
        <京都市が市内の名所旧跡に立てている説明札>

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                 表門

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                 参道

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               本堂(方丈)

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                 花岸庭

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                 花岸庭

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                茶室落葉亭

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                 呑湖閣

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               楼閣山水の庭

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                 飽雲池


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