観世音寺(福岡県太宰府市)

大宰府天満宮で有名な大宰府は古い歴史を持つ街であるが、
7~8世紀頃の観世音寺は大宰府政庁・筑前国分寺とともにその
中心的役割を果たすお寺であった。
現在のお寺は金堂と講堂が残るのみで、その面影は感ずることは
少なくなっているが、当時の堂塔跡が物語ってくれている。

観世音寺を訪れて気に入ったのは、あちこちに説明札があり昔の
様子を想像するには大助かりであった。
この説明札も載せてみます。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:観世音寺(かんぜおんじ) 
(2)住所:福岡県太宰府市観世音寺5-6-1
(3)山号:清水山 (4)宗派:天台宗 
(5)開山:玄昉 (6)開基:天智天皇
(7)開創:746年<660数年天智天皇が発願し、746年完成>
(8)本尊:聖観音
(9)その他
1)奈良時代~平安時代は九州寺院の中心的存在
2)761年鑑真によって戒壇院が設けられ、天下の三戒壇といわれた。
  三戒壇<東大寺戒壇院、観世音寺、下野薬師寺(栃木県)>
  現在、戒壇院は独立し臨済宗となっている。
3)梵鐘:国宝 689年頃 妙心寺の梵鐘と兄弟鐘といわれている
4)重要文化財仏像 16体
  十一面観音立像:1069年 498cm 一木造り
  不空羂索観音立像:1222年 517cm 寄木
  馬頭観音立像:1126~30年 503cm
  本尊聖観音立像:藤原時代 
  聖観音坐像:1066年 321cm
  阿弥陀如来坐像:藤原時代 220cm
  阿弥陀如来立像:藤原時代
  大黒天立像:平安時代前期 172cm
  など
5)境内が国指定史跡
6)訪問日:2006年12月5日


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               講堂(本堂)

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                講堂説明札

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               金堂(阿弥陀堂)

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                金堂説明札

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                 梵鐘

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                梵鐘説明札

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                 宝蔵

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                南大門跡

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               南大門跡説明札

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                五重塔心礎

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               五重塔心礎説明札

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                 僧坊跡

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                僧坊跡説明札


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