美濃国分寺(岐阜県大垣市)

岐阜県には飛騨国分寺と美濃国分寺の2ヶ寺国分寺が建立されたが、
奈良時代の伽藍の全貌がほとんど判明している国分寺址がここ
美濃国分寺址である。全国国分寺址の中でもこれだけ当時の伽藍址
が残っているのは珍しいといえるだろう。
それだけに貴重な史跡といえる。

現在の美濃国分寺は隣接して建てられているが、民族資料館を含めて
一帯が市民の憩いと信仰の場になっている風景である。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:美濃国分寺<正式名:国分寺> 
(2)住所:岐阜県大垣市青野町419
(3)山号:金銀山 (4)宗派:高野山真言宗 
(5)開基:行基 (6)開創:8世紀中頃 
(7)中興:真教上人 1615年 (8)本尊:薬師如来坐像
(9)その他
1)全国68ヶ寺国分寺のひとつ
2)国分寺址:七重塔址など七堂伽藍址が保存 全国的にも珍しい
3)本尊薬師如来坐像:重要文化財 藤原時代 高さ305cm 
           別名<馬だらい薬師>と呼ばれている
4)訪問日:2006年7月3日


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                国分寺址

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                 山門

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                 本堂

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                弘法大師像

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                 大師堂

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               奥殿(本尊が安置)


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