般若寺(奈良県奈良市) <国宝>楼門

奈良坂を登りきった京街道に面した東側に柵で囲まれた楼門(国宝)
が見えるが、色とりどりのコスモスと一際高い十三重石塔の楼門を
額縁にした風景がすばらしい般若寺。コスモス人気は言うに及ばず
石塔・文殊菩薩など日本で有数の文化財が人気を集めており、観光客
も多い。

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                  楼門

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               境内からの楼門

明治時代から戦前まで無住の時もあり、廃れていたということです。
戦後再興がなされ今の人気を獲得されたそうです。
お寺も繁栄しなくてわ。地域と密着した存在だから。

<奈良市のお寺一覧>

(1)寺名:般若寺(はんにゃじ) 
(2)住所:奈良県奈良市般若寺町221
(3)山号:法性山 (4)宗派:真言律宗 
(5)開山:慧灌 (6)開創:629年
<開創については諸説あり、定かでない>
(7)中興:叡尊・良恵 (8)本尊:文殊菩薩
(9)その他
1)関西花の寺第17番 コスモスなど
2)西国薬師霊場第3番
3)重要文化財仏像
  文殊菩薩騎獅像:1324年 康俊作
  薬師如来立像:天平時代 金銅製
4)楼門:国宝 1264~75年建立
5)経蔵:重要文化財 鎌倉時代後期 
6)十三重石塔:重要文化財 1253年 伊行末の作 高さ14.2m 
     <伊行末:東大寺の鎌倉復興にあたって南宋から呼ばれた石工
           日本での石工集団の創始者といわれる
           東大寺三月堂前の石燈籠、同じく南大門の石造獅子像
           などが現存している>
7)石造笠塔婆2基:1261年 伊行末の息子伊行吉の作
8)本堂:1667年建立 奈良県指定文化財  鐘楼:1694年建立
など豊富な文化財を有する。


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                  本堂

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                  経蔵

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                十三重石塔

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                 笠塔婆

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                三十三観音


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