法泉寺(京都府京田辺市)

どこにでもある小さなお寺法泉寺に重要文化財の十三重石塔がドンと腰を
すえて辺りを見回している風景はほほえましい。
かっては広大な境内を誇っていたのであろう。それは、奈良西大寺の叡尊が
畿内各地の寺院から水防の要所を選び、放生池を造って十三重石塔を
建立したと伝えられているからである。
<叡尊・忍性は真言律宗の布教を兼ねて諸所に石造物を建立>

(1)寺名:法泉寺 (2)住所:京都府京田辺市草内南垣内27-1
(3)山号:中嶋山 (4)宗派:真言宗智山派 (5)開創は不詳 平安時代?
(6)本尊:十一面観音
(7)その他
1)十三重石塔:重要文化財 1278年叡尊建立 猪末行造 高さ6m
2)三宝荒神石碑:室町中期
3)本尊十一面観音:雨乞い祈願の農耕守護仏

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                         境内入口

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                        十三重石塔

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                          本堂

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                       三宝荒神石碑

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