葛川明王院(滋賀県大津市)

葛川明王院は延暦寺の塔頭で、比叡山無動寺の奥の院になる。
このお寺は天台宗の回峰行参籠霊場で、有名な千日回峰行でもこの
地を回峰する。
お堂は随分と傷んでいるが、神聖な場としてその威厳を漂わせている。

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                 参道

大津市のお寺一覧

(1)寺名:葛川明王院(かつらがわみょうおういん)
      <正式寺名:葛川息障明王院>
(2)住所:滋賀県大津市葛川坊村町155 
(3)山号:北嶺山 (4)宗派:天台宗 
(5)開山:相応(回峰行の創始者) (6)開創:859年 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)比叡山無動寺の奥の院 回峰行の参籠霊場
2)重要文化財伽藍
  本堂:1715年建立(一部部材は平安時代のものが使用されている)
  護摩堂:1755年  庵室:1834年  政所表門:桃山時代
3)重要文化財仏像
  本尊千手観音立像、不動明王立像、毘沙門天立像:共に藤原時代造像
4)7月18日の太鼓まわしの祭事
5)葛川明王院参籠札:重要文化財 足利義満や日野富子の札がある
6)訪問日:2005年11月15日

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                 境内

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                 本堂

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                 庵室

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                 護摩堂

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                政所表門


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