陶芸サークルの活動 2008年2月28日

1週間遅れの釉薬調合に入りました。今日はメンバーの時間に余裕が
無い為、調合だけに終わりましたが、調合に際しての注意点などをお互いに
チェックしながら進めることにしました。

(1)UさんとKさんは同じ鉄釉17番<少し珪石の多めの釉薬>
(2)Hさんは鉄釉35番(9番と同じ)<天目釉>
  <鉄釉テストピース>参照
(3)Mさんはトルコ青マット釉
  <陶芸作品 花器(1)>参照
(4)探索する人はベンガラ釉<黄土を主体>
  <陶芸作品 コーヒーカップ>参照

調合にはいりますが、ベンガラを使うので飛び散ったり、服につけないよう
まず注意して扱うことを確認。

(1)福島長石はあらかじめ乾燥させてあるので、正味の比率で計算
  <売っている長石はほとんどのものが水分10~15%含んでいるので、
  そのまま使うときは、この水分量を見込んで計算>
(2)原料比率を再度計算チェック
(3)乳鉢が小さいので、あらかじめボールに原料を量りながら入れ、
  よく攪拌しておこう
(4)乳鉢で少量ずつ、すり潰すように、水は少量でクリーム状態で
  攪拌する
  <最初に水を入れたときは、水が浸透するまで待って攪拌すると
   攪拌し易い>
(5)水は少なめで、濃度の濃い状態で作りあげる
  施釉の段階で適度な濃度(比重を計って)に薄める
(6)乳鉢が小さいので、攪拌の時に飛散しないように注意
  ベンガラの汚れは取れ難い。
(7)各々、500g・700gの釉薬が完成。
(8)後の始末が大変。
  すべての道具類をキレイにしておかないと、次回の時大変。
  ベンガラを落とにはクレンジング洗剤と特殊なスポンジを使用。

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                        原料の計量

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                      鉄釉の原料がそろう

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                      ボールの中でよく攪拌

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                     乳鉢でクリーム状で攪拌

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                       鉄釉のできあがり

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                       トルコ青釉の攪拌

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                      トルコ青釉のできあがり

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