最教寺(長崎県平戸市)

最教寺の地は、弘法大師空海が806年唐から帰国して最初に護摩を焚いた
と伝えられる地で、西の高野山と呼ばれている。
1607年初代平戸藩主・松浦鎮信が真言宗の篤い帰依者であり、空海への
想いからこの地に既にあったお寺を廃却して最教寺を開創している。
毎年節分の日に行われる<子泣き相撲>の由来は、開創にまつわる伝説にも
あるといわれている。

奥の院に建つ三重塔は1989年に建立され、34mほどの高さがあり、
最大級の三重塔である。
平戸観光地の一つでもある。

<長崎県のお寺一覧>参照

(1)寺名:最教寺(さいきょうじ) (2)住所:長崎県平戸市岩の上町1206-1
(3)山号:高野山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開基:松浦鎮信 (6)開創:1607年 (7)本尊:虚空蔵菩薩
(8)その他
1)仏涅槃図:重要文化財 16世紀朝鮮
2)懸仏:県指定文化財 桃山時代
3)繍帳誕生仏:県指定文化財 朝鮮
4)仁王護国般若経版木:市指定文化財
5)松浦鎮信の墓

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                        参道

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                        本堂

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                      奥の院参道

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                     奥の院三重塔

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                      奥の院本殿

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                     松浦鎮信の墓

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