本経寺(長崎県大村市) 大村藩主の菩提寺

大村氏はこの地域の領主として長い命脈を保ち、大村家18代の純忠は
戦国時代のキリシタン大名として活動し、長崎開港の立役者といわれている。
純忠の子喜前は徳川幕府の大村藩初代藩主として2万7000石を領し、
明治維新まで存続する。
その初代藩主大村喜前が加藤清正の支援を得て本経寺を開創した。
以後、大村家の菩提寺となり、この地域における日蓮宗の本拠となる。

大村家の墓所にある墓碑には種々の形の墓碑があり、石造物の展示場
といっても過言ではない。

<長崎県のお寺一覧>参照


(1)寺名:本経寺(ほんきょうじ) (2)住所:長崎県大村市古町1-64
(3)山号:萬歳山 (4)宗派:日蓮宗 
(5)開山:日真上人 (6)開基:大村喜前
(7)開創:1608年 (8)本尊:十界曼荼羅
(9)その他
1)大村藩主大村家の菩提寺
2)大村家の墓所:国指定史跡
3)大村家墓所の墓碑群(石造物):県指定文化財
4)クルス燈籠
5)ソテツ:市指定天然記念物

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                      ソテツ

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                       山門

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                       境内

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                       本堂

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                  初代藩主大村喜前霊屋

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                     クルス燈籠

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                    笠塔婆形墓碑

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                    宝篋印塔形墓碑

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                      石霊屋

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