円福寺(奈良県生駒市) <重文>本堂

重要文化財の本堂と宝篋印塔2基がある小さなお寺に本堂と塔が
ポツンと建っているだけだが、古の薫りがそこはかと漂っている

宝篋印塔(ほうきょういんとう)とは?
 宝篋印陀羅尼という経の一部を納めた塔から名前が来ているが、
 日本ではお墓や
 供養塔として作られてきたのがほとんどを占めている。
 塔の形は下記の写真であるが、この形の塔を宝篋印塔ともいう。
 四隅の突出した飾りが垂直に立っている塔ほど古い形である。
 鎌倉時代以降相当数が作られ全国で見られる。
 重要文化財に指定されたものでも28基にのぼる。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:円福寺(えんぷくじ) 
(2)住所:奈良県生駒市有里町390
(3)山号:龍華山 (4)宗派:真言律宗 
(5)開基:行基 (6)開創:749~756年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本堂:重要文化財 鎌倉時代建立
2)宝篋印塔2基:重要文化財 1293年銘
3)訪問日:2007年4月8日

  
1参道(29-575)(00)円福寺参道.jpg
                  参道

2(29-575)(00)<重文>円福寺本堂5.jpg
                    本堂

3(29-575)(00)<重文>円福寺本堂.jpg
                  本堂

4(29-575)(00)<重文>円福寺本堂3.jpg
                  本堂

5(29-575)(00)<重文>円福寺宝篋印塔2.jpg
                宝篋印塔

6(29-575)(00)<重文>円福寺宝篋印塔.jpg


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