1321年開創の曹洞宗大本山総持寺は、1911年横浜市へ移転
するまで門前町で大いに栄えた。
移転後は、門前町に再興された総持寺は総持寺祖院として継続して
いる。
江戸時代の総持寺には27ヶ寺の塔頭が存在したが、現在は3ヶ寺
が残り、その一つが覚皇院である。
総持寺祖院
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富山の寺町と呼ばれる梅沢町界隈寺院群の東部に建つ浄禅寺は、
1263年現在の富山市新庄町に開創されたと伝える。
右に浄禅寺
梅沢町界隈寺院群図
赤印が浄禅寺
江戸時代に、天神信仰の篤い富山初代藩主・前田利次が、浄…
寺町の外れにあって、浄興寺の裏に建つ国厳寺は2008年に
北本町から現在地に移転している。
国厳寺外観
周辺
本尊は陀羅尼大仏と呼ばれる大日如来像で、1882年に再造
されている。
拝観はできなかったが、陀羅尼大仏の縁起には興味がある。
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荒川左岸の崖上に建つ観音堂を岩之上堂と呼び、秩父三十四ヶ所観音霊場
第20番で、左岸からの下り参道からは木々の中に屋根が見える。
参道入口
参道
この観音堂の始まりは、白河法皇の発願によって聖観音が祀られたと伝え、
願上寺として栄えたとい…