山名氏は、一時11ヶ国の守護職を務めた強大な守護大名で、
その一つ但馬守護の守護所を、現在の九日市に南北朝時代末期
~15世紀に亘り置いていたといわれている。
あの有名な山名宗全も4年間但馬守護所に身を置いたといわれ、
それほどに九日市は繁栄した。
その但馬守護山名氏の菩提寺が、妙経寺の前身妙境寺であった。
その名残ともいえ…
大楠公・楠木正成(くすのきまさしげ)の嫡男で小楠公と称された
楠木正行(くすのきまさつら)は、1348年の<四条畷の戦い>
に敗れ、自害したと伝える場所に墓所がある。
大久保利通自筆の碑が建てられており、その横に自害後80年ほど
経て植えられたクスノキが樹勢旺盛な姿を見せている。
楠木正行の墓と呼ばれる墓碑は他にも数ヶ所あ…