東山寺の本尊・千手観音は一木三体と伝えられ、常隆寺、千光寺の
本尊の三体といわれて淡路三山とよばれている淡路島の名刹である。
東山寺は、819年弘法大師空海によって開創されたと伝えられ、
七堂伽藍を備える大寺であったといわれている。
一時廃寺同然の状態であったが、尼僧が入って再興し今日まで
尼寺として維持されている。
紅葉ス…
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米子の寺町近くの灘町に、赤い石州瓦屋根の伽藍が建つのが
吉祥院で、その開創は寛平年間(889~898年)と伝え
る古刹で、江戸時代には、鳥取藩家老で米子城代であった
米子荒尾氏の祈願寺であったといわれている。
本堂前に立つ青石地蔵は、まさしく青石で彫られており、
めったに見られないお地蔵さんといえよう。
<鳥取県のお…
淡路三山の名称には二通りあり、1つは淡路島3山岳
<諭鶴山(608m)、柏原山(569m)、先山(448m)>と
もうひとつは淡路島山岳3名刹
<常隆寺、東山寺、千光寺>である。
先山は別称淡路富士とも呼ばれ、天地開闢の日本最初峰と伝承される
霊山で、千光寺はその頂上に位置している。
…
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淡路島での難読地名の一つ<安乎(あいが)>町にあって、
五百羅漢の寺として蓮花寺が建つ。
五百羅漢は、本来釈迦の弟子五百人であるが、近年では
異なった表情の人々を彫って、自分の顔に似ている像を
探すなど多数の彫像を五百羅漢と呼称している場合もある。
ここ蓮花寺の五百羅漢は、1784年から和尚が彫り始めて
代々60数年かけて彫…